子供の一歳を機に振り返る~陣痛
出産って痛かったですか、と聞かれれば、そりゃあ痛いに決まってるじゃん!ということなんですが、自分が思っていたのと違ったのは、
むむむー!と踏ん張ってまさに赤ちゃんの頭が出てきている時は、もうそんな痛くなかった、ということです。
痛いのは、その以前に、赤ちゃんがお腹の中でズンドコズンドコやっていると感じられるような、陣痛の時間でした。
私の母子手帳を見ると、分娩所要時間→6時間48分、と書いてありまして、
これを見ると大抵の方は、「あらー、順調でしたね。」などといってくださるのですが、大変だったんですよー!そんな軽く安産とか言わないでー!(ってかこれで安産なら難産の人はどうなるの??こわいー。)
朝9時に病院へ。
助産師さん「昨日の夜は眠れましたか?」
私「はい、なんとか(強がるタチ)」
助産師さん「眠れるってことはまだですね。朝7時頃から陣痛10分切った感じかな」
私「は、はぁ。(夜中も記録できてないけどけっこうちゃんと痛かったんだけどな…)」
助産師さん「今日の明るいうちに産まれるように頑張りましょうね」
私 (絶句。まだそんなにかかるの!?嫌~~)
5分間隔の陣痛に耐えながら、シャワーがどう、テレビがどう、と入院の説明をされる。そんなもん痛くて聞いちゃいられない!お腹がズンズンズンドコ。どうでもいいです!係りの方、不機嫌な顔しちゃってごめんね。
陣痛室で唸っていると11時半頃昼食が運ばれてきました。その後、
助産師さん「お昼は食べられましたか?」
私「はい、半分は食べたと思います(またしても強がるタチ)」
助産師さん「なーんだ、食べられるならまだ産まれないわね。」
私「そうっすか…」(ま、まだなの…気が遠くなる)
この頃の陣痛は確かにとんでもなく痛かったですが、私としては、ご飯を食べてる時の方が気が紛れて楽でした。
ちなみに自宅で唸っている時には、冷凍庫に入っていたサザエの大福餅を何個も何個も食べました。母が、まだ食べるのアンタ…みたいな顔でびっくりしていましたw。
だから、今でもサザエの大福餅を見るとあの陣痛の夜を思い出します。